【完結】敗北を知らない18歳の少年と、一族から蔑まれてきた10歳の少女の、出会いから始まる物語。
【完結】王宮医師のラウルは、ある日、父親に手を引かれて歩く小さな少女を見て驚く。彼女のあどけない笑顔には、かつて助けられなかった大切な少女の面影があった。
【完結】双子の兄妹である遥と澪は、17歳の誕生日、ある突拍子もないことを祖父に命じられる。それは、かつて世間を騒がせた絵画泥棒・怪盗ファントムの後継者となることだった。
【完結】陽菜は生まれつき心臓に欠陥を抱えていたため、学校にも行けず、友達もできず、家族にさえ持て余される有り様で、いつしか生きることをあきらめるようになっていた。しかし――。
【完結】お父さんを殺した男を殺すんだ、七海のこの手で――。淡い月明かりに照らされた静謐な夜、父親が惨殺された。幼い七海は復讐を誓う。父親の親友で七海の親代わりとなった拓海とともに。
【完結】オレに誘拐されてみないか――ある夏の日、千尋は暴走車に飛び込もうとした少女を助けると、そう言って彼女のまえに手を差し出した。
【完結】ずっと翼のそばにいて、翼を支える――幼いころ創真はひとりの少女とそう約束を交わした。少女はいつしか麗しい男装で王子様と呼ばれるようになるが、それでも創真の気持ちはあのころのまま変わらない。
【完結】伯爵令嬢のシャーロットはもうすぐ顔も知らないおじさまと結婚する。だから最後にひとつだけわがままを叶えようと屋敷をこっそり抜け出した。そこで知り合ったのは王都の騎士団に所属するという青年で――。
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