SKY BLUE

鋼の錬金術師

月刊少年ガンガン・荒川弘



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2005年3月11日/鋼の錬金術師 10巻

鋼の錬金術師 10巻。がーー! 面白い!! めちゃくちゃ面白いですっ!! みんな強いけど弱くて、格好いいけど格好わるくて、バカだけど一生懸命で。そんな感じで大好きです。

ブラックハヤテ号。お手柄でしたね。まさに忠犬。でも、あっさり殺されやしないかとヒヤヒヤしていました。グラトニーは犬が苦手だったりして。なんだか手こずっているようでしたね。あんなちっちゃい犬っころに。図体がでかいから、小さくてすばしっこいものは捉えにくいのか。

マスタング大佐が間に合ってよかった。でもホークアイ中尉にバカ呼ばわりされて怒られてしまいましたけど。確かに作戦という面で考えるとバカなんですけどね。部下のために、あとさき考えずに行動するバカなところが好きです。「生きててよかった」「ご心配をおかけしました」という淡々としたやりとりが良いです。

「デタラメ人間の万国ビックリショー」とは、懐かしい言葉ですね。ヒューズさんは錬金術師をそういっていましたが、ホムンクルスはさらに上を行くデタラメさです。ホムンクルス本人からするとデタラメでもなんでもないのかもしれませんが。自分の考えの及ばないものだとそう思っちゃうのですよね。

女運の悪いジャン・ハボック(笑)。せっかくのボインの彼女(笑)にウロボロスの入れ墨が入っていたら、そりゃビックリどころではないですね。仕事中に女のことをよく口にしていますが、女に機密事項をしゃべるようなことはしなかったんだ。マスタング大佐が選んだ部下だけあって、そのへんはさすがしっかりしています。

ラストは自分のことを「人間」と言い切りましたね。おお、なんかすごい説得力があるのですけど。原作のラストはカッコよくて好きです。迷いのない感じが。

マスタング大佐とラストの戦いはすごかった。見ごたえがあったし面白かった。ためらいなくラストの賢者の石をとってしまうあたり、さすがマスタング大佐だと思いました。いやしかし、賢者の石の方が核だったとは。ラストに賢者の石が埋まっているわけではなくて、石から出来たのがラストというわけか。

傷口を焼いて血を止めるなんて! そういえばチェイス(24 -TWENTY FOUR-)もそんなことやってましたっけ。軍人はそういうことを教わるものなのでしょうか。知らなければ、ふつうそんなこと思いつきませんよねぇ。まあ、普通じゃないのですが。

というか、ラストはとどめを刺しておくべきだったのでは。あの状態で放置しておいたのは、残酷気分からだったのかもしれませんが。マスタング大佐をなめていましたね。我々からすると、おかげでふたりとも助かってありがとうなのですが。

ホークアイ中尉の弱い部分は初めてではないですかね。それだけマスタング大佐の存在が大きかったのでしょう。殺された(と聞かされた)のがマスタング大佐でなく他の人だったら、気持ちを保つことができた、もしくは立てなおせたと思うのですけどね。きっとマスタング大佐は特別なんだと思う。このふたりは一緒にイシュヴァールで戦ったのですよね。その絆かな。そして、マスタング大佐の真の目的を知ってそう。上を目指してどうしたいのかと。マスタングがその目的を果たすために助力することが、彼女の生きる目的のようなものか。

ホークアイ中尉は一日で二度もマスタング大佐に助けられましたね。マスタング大佐の厳しい言葉も良かった。期待しているからこそですよね。どうあるべきかを説いたうえで、中尉を信頼してこれからも任すと。そしてハボックのツッコミが絶妙なタイミングでした(笑)。

美人看護師付き個室。ふ、普通なんですか? マスタング大佐…。個室はともかく、美人看護師って…。大佐クラスになるとそれが普通なのでしょうか。軍がよくわからない…。

ハボック。両足は元に戻ってくれるのでしょうか。しばらくは無理でも、そのうちなんとかなってくれればと思うのですが。このままではあまりに悲惨です。

エンヴィーの本当の姿。前巻の予告で、見られるかと期待をしてしまったのですが、ギリで邪魔が入ってしまいました。残念。プライドはホムンクルスの中でも格が上という感じがします。あのエンヴィーがおとなしく言うことを聞いていましたから。

バリー。せっかく生きてたと思って喜んだのに、そんなあっさり…。しかも自分ですよ。これが咎人の運命なのか。殺すには惜しいキャラだったのですけどね。

人柱というのは、何の人柱なのだろうか。最初の頃からずっと引っ張られてますね。気になっています。人柱候補については少し見えてきました。「扉」を開けると、錬成陣なしに錬成できる。そうなったら人柱確定なのか。人柱候補はそれができそうな人物で、今のところマスタング大佐。あ、マルコーさんもそう言われてましたね。マスタング大佐に扉を開けさせるというのは、具体的に何をさせるつもりなのか。彼の優しさを利用するような感じですかね。うーん、人体錬成でもさせるつもり?

東の賢者と西の賢者。おそらく同一だろうと思いますが、この賢者というのはひとりなのか複数いたのか…。ただのおとぎ話ではなく、そのうち出てきそうな気がします。まさかホーエンハイムなんてことは…。

ホーエンハイム。ピナコの飲み友達だったというのが引っかかっていたのですが、やはりずいぶん老けずに長生きしているようですね。リゼンブールのみなさんは、おかしいとは思わなかったのでしょうか。というか、やはりお父様?

ロス少尉! やっぱり生きていましたか! アームストロング少佐の感動抱擁をかわすなんて、えらく成長しています(違)。本当に貧乏くじを引かされましたね。そもそもエドたちの護衛をすることにならなければ、こんなことに巻き込まれることもなかったのでしょう。うーん、不憫。死体のでっちあげ話は面白かったです。歯の治療痕まで錬成できるとは思いませんでした。カルテだけでは難しいかと思ったのに…。そうか、照合するのはカルテとだけなのだから、そんなに厳密さは必要ないのか。カルテと矛盾さえしてなければいいわけで、本物とまったく同じにする必要はないわけですね。

彼女のしっかりした強さは良かったです。ブロッシュ軍曹はともかく(……)、両親にも知らせないというのはつらいでしょうね。そういう選択ができる彼女は本当に強いと思う。笑顔でさよならするところも素敵だ。そして、みんなと離れてから流す涙。つらさ、感謝、嬉しさ、悲しさ、寂しさ、不安など、いろんな感情が入り混じった涙なのでしょう。いつか国に帰ることができれば良いですね。マスタング大佐に頑張ってもらうしか。

ロックベル夫婦を殺したのは、右腕に入れ墨のあるイシュヴァール人て…スカーと関係があるのでしょうか。というか、スカー? 止められなかったってどういうこと? なんか面白くなってきました。

シンの国の人たちはなぜホムンクルスがわかるのでしょうか。その人の魂がどんなのかわかるということ? 術とかではなく、気を読むとかその辺と通じるものなのかな。

カバー絵。雰囲気があって、絵に勢いがあって、よいですね。こういう生きた絵が描けるようになりたいです。


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