SKY BLUE

鋼の錬金術師

月刊少年ガンガン・荒川弘



■ 鋼の錬金術師 感想など(2004年4月)/感想トップへ戻る


2004年4月28日/鋼の錬金術師 DVD vol.4

今回は金属製の初回特典はなかったです。その代わり「メリッサ」と「消せない罪」のノンクレジット・ヴァージョン収録。やっぱりメリッサがいちばん好きですね。初めて見たときのインパクトもあるのでしょうが、ハガレン主題歌というとやはりメリッサなのですよ。エンディングは「扉の向こうへ」が好き。

「焔 VS 鋼」は外伝や4コマが元になっているだけあって異色ですね。面白いので好きですけど。マスタング大佐の出番がこれほど多い回はめったにないですし。戦いのときの自己陶酔(のように見える)マスタングは何度見ても笑えます。きらきらにはもう本当にまいりました。なんなんでしょうね、あの演出は(笑)。できればこの回はコメディ路線に徹してほしかったです。先に原作を読んでしまっていると妙な違和感が…って、前も同じこと書いたかな。

ふと思ったこと。マスタング大佐の錬成って、焔を出したところしか見たことがないように思うのですが…。うーん、他に何かありましたっけ。でも、マスタング大佐も普通にいろんなものを錬成できるのですよね。なんたって国家錬金術師だし。とは思うのですが、ホークアイ中尉の「雨の日は無能」発言からすると、まるで焔しか出せないみたいな…。まさかねぇ。出来ないことはないけれど、焔以外はたいしたことない、とか?


2004年4月24日/アニメ第28話「一は全、全は一」

原点に戻れ、初心を思い出せということですね。イズミ師匠も粋なことをしてくれます。昔を思い出しながら、立ち止まってゆっくり考えてみるのもいいですね。今回は30日ではないですよね。

アルはあの鎧で海に入って魚をゲットしてきたのか(笑)。鎧に罠でも仕掛けていたのかな。錆びても知りませんよ、本当に…。エドは何をしていたのでしょうか。

昔の無人島での修行は原作で好きなエピソードのひとつだったので、すごく楽しみにしていました。BGMがついていていい感じになっていました。でもいくつか端折られていたのが残念。「死にたくない」といって泣くシーンとか、仮面の男にもらった焼き魚を泣きながらむさぼるシーンは削ってほしくなかったです。

一は全、全は一を悟るあたりが好きなのです。大きな流れの中のちっぽけな存在。生命の循環。そんな残酷さを含んだ真理を、まだ子供のエドとアルがそれを悟るというのが、なんだか少し切なくなります。

仮面の男がメイスンさんだったということを、エドとアルは今の今まで知らなかったのか(笑)。それは衝撃だったでしょう…。

たとえ間違っていることでも、前に進むしかない。エドとアルの決意は固いですね。母親を錬成したあのときとは違って、今度はそれがいかに大変な道であるかを知っていて、それでもその道を進む覚悟をしています。それをイズミ師匠はどう受け止めるのでしょうか。

ウィンリィはどうしているのでしょう。

無人島にいた少年(?)は誰なのかが気になりますね。来週、展開がありそうなので、楽しみにしています。


2004年4月17日/アニメ第27話「せんせい」

イズミ師匠。いやー、アニメでもかっ飛ばしてくれますね! 鮮やかな投げ技も迫力がありました。アニメで動くところが見られてよかったです。エドの行動はお見通し。修行中もよく窓から逃げようとしていたのでしょうか。

小さい頃のウィンリィが可愛いですね。もちろんエドとアルも。原作でも好きなんですけど、ここの昔話は良かったですね。シチューの話とか、おばさんと言われてベッドをひっくり返すとか、通りすがりの主婦とか、細かいところも原作に忠実で良かった。てっきり削られるかと思ったのですけど。

なんでも錬金術に頼らないというイズミ師匠の姿勢は良いですね。自分の手で直せるものは、自分の手で直すという、基本的な部分を大切にしている。錬金術に溺れて自分を見失ってはいけないということをよくわかっているのでしょう。

消える命があれば、新しく生まれる命がある。すべてのものは循環している。一は全、全は一ですね。今回に限らず、アニメでは生命の誕生がが強調される傾向にありますね。このへんが人体錬成との対比や、もしかすると錬金術の根幹にも関わってくる、重要な部分なのでしょう。

厳しいけど、優しくて、情に厚い。そんなイズミ師匠が好きです。すごくいい師匠ですよね。エドとアルが人体錬成をしたと知ったとき、彼らに怒ると同時に、自分自身の無力感も感じていたと思うのですよ。エドとアルに何かを感じていたみたいですよね。だから「人を造ろうなんて思っちゃいけない」ということを教えていたのに、止めることができなかった。イズミ師匠もつらいところだと思うのです。

エドは「あれを見た」ということですが、あれって真理ですよね。アニメでは、錬成陣なしの錬成は、赤ん坊の誕生に立ち会ったときにできるようになったはず。うーん、どういうことなのでしょう。真理を見ていても、きっかけがなかったので、錬成陣なしでの錬成はやろうと思わなかったということでしょうか。それとも出来たけど隠していた…とか?

マスタング大佐。セントラル異動ですね。餞別代わりの部下はどうやって選んだのでしょう。有能でなおかつ自分に忠実な部下なのでしょうか。ヴァトー・ファルマンは自分で志願したことになっていましたね。ヒューズさんの部下だったのか。やはり、ヒューズ暗殺の真実を明らかにしたいという思いからなのでしょうか。


2004年4月10日/アニメ第26話「彼女の理由」

今日から新オープニング&エンディング。オープニングは UNDO(COOL JOKE)。いまいちピンときませんでした。うーん…。映像も絵はきれいなんですけど、見せ方がイマひとつのような。流れが悪いというか。イシュヴァールの民のあたりを織り込んでいるのは良かったですけど。いちばん好きなのはやっぱり第1クールのメリッサなんですよね。エンディングはMotherland(Crystal Kay)。かなり静かな感じですね。ウィンリィ満載で良いです(笑)。歌的には「扉の向こうへ」の方がハガレンっぽくて好きなんですけど。

入院費はわかるけど、おもちゃ代って…。ええ???

イズミ師匠さっそくの登場。いきなりでビックリしました。でも声がいい感じで良かったです。心配していたのですけども、ほっとしました。シグさんもぴったりです。想像どおり。

ラッシュバレー編はないかと思ったのですが、ありましたね。良かった。かなり短くなってますけども。やはり出産はなさそうですね。ラッシュバレーでのエピソードは好きなのが多かったのに、ちょっと残念。

ドミニクさんも頑固ながら常識人になっているのがちょっと残念。パニーニャにカルバリン砲をつけてないのですね。あんなのをパニーニャにつけて男のロマンをウィンリィと語り合う非常識さ加減が好きだったのですけど。

エドの機械鎧がしょぼいと言われたときのウィンリィが良かったですね(笑)。そりゃ製作者としては許せないでしょうな。エド(というかエドの機械鎧)が勝ったときのウィンリィの嬉しそうなことといったら…かわいかったです。だからインチキ(錬金術)だったと知ったときの落胆ぶりはちょっとかわいそうでした。スパナ攻撃も仕方ないかも。自分の機械鎧が信用されていなかったと感じてショックだったのでしょうか。

パニーニャ。アニメではスリってわけではないのか。さすがにアニメでスリはまずかったのか…。追いかけっこがあったのは良かったですけど、あっさり決着つきすぎですよね。もうちょっとパニーニャに頑張ってもらって、エドにぎゃふんと言わせてほしかったです。

ウィンリィはあの銀時計がエドにとってどれほど大事なものかわかっているはずでは。もうあの刻印も見ていますし。なのにあんなことを…。けっこうひどいような気がします(苦笑)。まあ本気でパニーニャに渡したわけではないのでしょうけども。それにしてもねぇ。

エドもウィンリィもパニーニャもドミニクさんも、原作と比べるとアクが抜けすぎていて少し拍子抜けかな。パニーニャの機械鎧に目をキラキラさせるウィンリィを見たかったのですが。

リゼンブールの女豹・ピナコ。どんなのだったのでしょう。若いときの武勇伝(笑)を番外編で見てみたいですね〜。きっといろいろ楽しいことがあったに違いない。やってくれないかな。

エドが元の体に戻りたがっているというのは、ウィンリィにとっては自分の機械鎧を否定されているように感じてしまったのでしょうか。元の体に戻るために危険なことばかり冒してばかり、というのも心配だったのかもしれませんね。でもエドはともかく、アルがそのまんまというわけにはいかないですし、どのみち元に戻る方法を探るしかないわけですけど。

エドは元の体に戻りたがってはいますが、きっとウィンリィには感謝していると思います。もちろん戻っても、ウィンリィへの感謝の気持ちを忘れることはないと思います。ウィンリィもエドたちが元の体に戻るためのサポートをする、という決意をしたはずですよね。待っているだけというのは、つらいこともあるでしょうけど、頑張れウィンリィ。

ホークアイ中尉の「何を今更」はありましたが、マスタング大佐の「上層部に喰らい付くぞ」はセリフが変わっていましたね。惜しい。


2004年4月3日/アニメ第25話「別れの儀式」

マスタング大佐はやはり世界を変えるために大総統の地位を狙っているということですよね。自分のできるやり方で、決着をつけたい。イシュヴァール殲滅の話を見てから、そうではないかと思っていたのですけども。しかしまさかいっときとはいえ人体錬成のことを考えていたとは。憔悴しきった姿が痛々しかったです。エドたちが人体錬成をしたと知ったときのあの反応は、このことがあったからだと思うと納得です。エドたちのことになると冷静でいられなくなる、というのも、そういうことですね。

ラッシュバレー編はないのかと思ったのですが、どうやらありそうですね。でも出産のエピソードはヒューズさんのところでやったので、もうないのかな。まあとにかくウィンリィが一緒にラッシュバレーに行くことになって良かったです。出番が増えて(笑)。ちゃっかりエドにたかってるあたりも良いです。

アニメはスカーの重みが大きいですね。エドはスカーのことを「錬金術で人殺しをしている」といっていましたが、国家錬金術師もそうなんですよね。戦争といえばそうなんですけど。それだけで片づけていいものかどうかが難しいところです。

ジュリエット・ダグラス(JULIET DOUGLAS)。スロウスなんですか。スロウスはセントラルにいるウロボロスの入墨を持つ者のひとりということで、原作で名前が出ていましたが。本物といつ入れ替わったのかが鍵になりそうです。ジュリエット・ダグラスはイシュヴァールの内乱の2年前に死んでいる。にもかかわらず、軍籍はそのままだったというのも気にかかるのですよね。死んだという記録を残しておいたのも、わざとなのかどうか気になってます。もし本物のジュリエットとスロウスが入れ替わるのなら、死んだという記録は抹消しておいた方が都合がいいはずなのに。あ、もしかしてシェスカが書き写したから? 過去の事件とかの記録は全部焼けてしまって、シェスカが書き写したんでしたよね。もし抹消していても、シェスカが読んだのが記録改竄以前だとすると…。だからヒューズさんはシェスカにクビだといったのか。

ウロボロスの入墨を持つ者はラスト、グラトニー、エンヴィー、スロウス、グリード。(+大総統も??)。キリスト教の七つの大罪ですよね。英語に弱いので気がつかなかったのですが、何気なく英和辞書で意味を調べて気がつきました。最初は、なんでラストは「LAST」ではなく「LUST」なんだろう、と思ったのが始まりで。もしかしてと思って他のも調べていて気がつきました。七つの大罪は、pride(傲慢)、greed(貪欲)、lust(色欲)、wrath(憤怒)、gluttony(暴食)、envy(嫉妬)、sloth(怠惰)。残りのふたりも出てくるのではないかと思うのですが。

イシュヴァールの民の話がユダヤっぽいなと思ったのも、もしかして間違いではないのかも。科学と宗教。その辺をモチーフにしているのかもしれませんね。錬金術は科学ですけど、法則を無視する賢者の石は、もはや科学ではありませんからね。七つの大罪を生み出したのは人間で、その象徴が賢者の石だったりとか。(テキトーです)

ちなみにウロボロスは、自分の尾を噛んで環を作る蛇または竜で表されるシンボル。始めと終わりがないことから、消尽と更新を繰り返す永劫回帰、創造、完成と救済の輪などを示すらしい。ラストたちに照らし合わせて考えると、死んでも生き返るというあたりは永劫回帰っぽいですよね。

あの報告書のエンヴィーの絵はエド画ですよね。そこまで丁寧に報告書を書いていたとは…。国家錬金術師も大変だ。

ヒューズさん。とうとう…(泣)。原作を読んで知っていたのですけど、やっぱりつらいですよ。いちばんの心理的弱点をつかれたわけで。姿だけとはいえ、愛する奥さんに撃たれて亡くなるなんて残酷です。犯人はエンヴィー…でいいのでしょうか。(自信がない)

葬儀のシーンも泣けます。エリシアちゃんの言葉が…。あとやっぱりマスタング大佐のところですね。私の下について助力するといっていた者が、私より上にいってどうする…と。あ、私の好きなあのシーン(マスタングとホークアイの)は来週なのかな。よもや削られたということは…。

原作で「何か礼しなきゃな」と遠くを見て笑っているエドに胸が締めつけられたものですが、アニメでは違う演出になっていました。ちょっと残念。アニメでは、さよならをするヒューズの幻影。虫の知らせというやつ?


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