ハリー・ポッターと謎のプリンス

一方が生きるかぎり、他方は生きられぬ――。
果たしてハリーは選ばれし者なのか。
スネイプの真意とは。
ヴォルデモートとは。
「半純血のプリンス」とは。
ダンブルドアはハリーを過去へと導き、静かに何かを伝えようとする。

キャラクター紹介

ハリー・ポッター
ハリー・ポッター [Harry Potter]
緑の目に黒い髪、額に稲妻形の傷を持った16歳の少年。ホグワーツ魔法学校 6年生。グリフィンドール・クィディッチチームのキャプテン。幼い頃に両親と死に別れ、親戚のダーズリー一家のところで虐げられながら育てられる。ヴォルデモートと戦うことを運命づけられた少年。でもしっかり恋もする(え?)。チョウとの別れを経験した彼が、新たに想いを寄せるのは――。
ロン・ウィーズリー
ロン・ウィーズリー [Ron Weasley]
赤毛でのっぽ。7人兄弟の6番目。ハリーの同級生で親友。けっこう人間的というか、妬みや僻みが多い。上がり症はまだ治っていないようだ。
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー [Hermione Granger]
前歯の大きい、ふさふさした髪の女の子。ハリーの同級生で親友。マグル(魔法を使えない人間)の子だが、魔法学校では優等生。なかなか適切なアドバイスをするが多い。が、きいてもらえないことも…。
ネビル・ロングボトム
ネビル・ロングボトム [Neville Longbottom]
ハリーの同級生。ドジで間抜けでぶきっちょ…だったのですが、次第に逞しくなっていきます。頑張り屋さん。おばあさん(オーガスタ)に育てられた。
ジニー・ウィーズリー
ジニー・ウィーズリー[Ginny Weasley]
ロンの妹。やはり赤毛。グリフィンドールの5年生。クィディッチ選手。秘密の部屋では、気弱でおとなしい子だったのに、いつのまにやら、やたらめったら明るくユーモラスで気の強い少女になっていました。男性遍歴は激しい(オイ)。
ラベンダー・ブラウン
ラベンダー・ブラウン
グリフィンドールの 6年生。ロンに関心があるらしい。
ディーン・トーマス
ディーン・トーマス
グリフィンドールの 6年生。ジニーと付き合っている。
コーマック・マクラーゲン
コーマック・マクラーゲン
グリフィンドールの 7年生。かなり自慢屋でうざったいヤツらしい。

ルーナ・ラブグッド [Luna Lovegood]
レイブンクローの5年生。父親は「ザ・クィブラー」の編集長。不思議な雰囲気の子。まばたきが少なく、目は飛び出している。

ケイティ・ベル
グリフィンドール生。
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ [Draco Malfoy]
魔法界の名家出身。スリザリン生。純血主義で、マグルの子であるハーマイオニーを穢れた血と呼ぶ。いつも図体のでかいクラッブとゴイルを従えている。
チョウ・チャン
チョウ・チャン [Cho Chang]
レイブンクロー7年生。シーカーを務めている。とても可愛い。ハリーの元彼女。
シリウス・ブラック
シリウス・ブラック [Sirius Black]
ハリーの名付け親。名門ブラック家の最後のひとりである。ハリーの父親・ジェームズとは親友だった。

アルバス・ダンブルドア [Albus Dumbledore]
ホグワーツ魔法学校校長。銀色の長い髪に半月メガネ。偉大な人物。なんだかんだあってもやはりみんなに慕われ尊敬されているわけですね。

ルビウス・ハグリッド [Rubeus Hagrid]
森の番人。髭もじゃの大男。かなり間抜けな部分もあるが、憎めないのですよね。ドラゴンとかの大きくて凶暴な生物が好きらしい。ハリーたちとは親友…たぶん…。
ミネルバ・マクゴナガル
ミネルバ・マクゴナガル [Minerva McGonagall]
ホグワーツ魔法学校副校長。グリフィンドールの寮監でもある。変身術の先生。猫に変身できる。厳しいが愛情を感じます。
セブルス・スネイプ
セブルス・スネイプ [Severus Snape]
ホグワーツの先生。鉤鼻で顔は土気色。スリザリンの寮監。その昔、ハリーの父親にいじめられていたせいか、あからさまにハリーを目の敵にしている。ねちねちと虐めるのが好きなようです。元死喰い人。

リーマス・ルーピン [Remus Lupin]
ホグワーツの元先生。実は狼人間。ハリーの父親・ジェームズとは親友だった。

ホラス・スラグホーン
新しい魔法薬の先生。ダンブルドアの昔の同僚。才能のある者や優秀な者が大好き。

シビル・トレローニー [Sybill Trelawney]
占い学の先生。大きな眼鏡をかけてひょろりとやせている。妙な雰囲気のある先生。力があるんだかないんだか。

ニンファドーラ・トンクス [Nymphadora Tonks]
「七変化」の若い魔女。ニンファドーラ(かわいい水の精に由来)という名前が気に食わないらしく、みんなにトンクスと呼ばせる。前巻とはうって変わって暗くなってます。
フラー・デラクール
フラー・デラクール [Fleur Delacour]
シルバーブロンドで男性を惹き付ける力を持つ。女性には嫌われるタイプらしい。訛っていて「h」がちゃんと発音できない。「ハリー」→「アリー」、「ホグワーツ」→「オグワーツ」とか。

ルーファス・スクリムジョール
ファッジの後任の魔法大臣。



アンケート

終了しました。



感想

(2005/05/20)
ハリー・ポッターと謎のプリンス。読み終わりました。下巻後半のインパクトが強すぎて、それまでのことが吹っ飛んでしまうくらいでしたよ。謎もいっぱい残ってます。最終巻でうまく決着がつくのだろうか。早く読みたいのですが…2年後くらい?(汗)。

以下、ネタバレを大いに含みますのでどうぞお気をつけを。

上巻でのインパクトといったらアレですね、ロン。まあラベンダーがロンを好きだってのはわかってましたが、いきなりああですか。あまりに唐突だったので目が点。というか、何か盛られたのではないかとずっと疑っていました。でも、そうではなかったのですね。ハーマイオニーへの当てつけにしては激しすぎだろう(笑)。ラベンダーが積極的すぎたというのもあるのでしょうけど。

ジニーはやっぱり好きだなぁ。それにしても、本当に性格、変わりましたねぇ。秘密の部屋のときのあのおとなしかった少女はどこへいってしまったんだ。いや、個人的にはいまのジニーの方がずっと好きなのですが。しかし、この変わりようはハーマイオニーのアドバイスがあったからか…。効きすぎ、やりすぎ(笑)。というか、人にアドバイスする前に自分の方をなんとかしたら? とハーマイオニーに突っ込みたくなったのは私だけでしょうか。

5巻を読んで、個人的にはハリーとジニーがお似合いなのではないかなと思っていたら、本当にそうなってしまいましたなぁ。今回、ホグワーツ特急のときからもしやと思っていたのですが、唐突にハリーに激しい感情が沸き上がってビックリでした。ひとり葛藤するハリーが面白かったです。ロンの妹だからということでそうとう悩んでいましたが、それ以前にジニーにふられるということは思わなかったのでしょうかね。それだったらあきらめがつくってことなのかな。

クィディッチでのシーカーで大活躍なジニーを見てみたかった。チョウと対決? ちょっとワクワクしてしまいました(オイ)。

半純血のプリンス。最初のうちはジェームズかリリーか? と思ったりもしました。ふたりとも半純血でないことはわかっていたのですけども。でも、なんとなく親世代の誰かのような気はしていたのですよね。スネイプがハリーに詰め寄ったときに、もしかしたらスネイプ? と直感しました。でも、プリンスが名前だったとは…。

ダンブルドア。この物語がハリーの成長の物語であるとすると、まあ順当なところですね。一人立ちするには、大人たちの庇護を断ち切らないといけない。通常は自分でそういう道を選んでいくわけですが、状況が状況だけになかなかそうはさせてもらえない。ハリー自身がそう望んでも。となると、そうせざるをえない状況に追い込まなければならない。親代わりのシリウスの次は、やはり最大の庇護者であるダンブルドアかなと。

しかし、最期まで何を考えているのかわかりませんでした。どうも死にたがっているように見えてしかたなかったのですが…。気のせい? まさか、ハリーを護って死ぬことで、ハリーにさらなる力を授けたかった、なんてことはないだろうし。なにかどんでん返しがあるのだろうか。

スネイプもいまだによくわかりません。最初の方で裏切りの場面を見せられたわけですが、私としてはダンブルドアの命でスパイしているんだろうなと思っていました。で、ダンブルドアに攻撃したときも、殺したと見せかけただけだと思っていました。ダンブルドアと示し合わせて死んだふりをしてもらった、もしくはスネイプが一方的にダンブルドアを死んだように見せかけていたと。でも、葬式までやっちゃったわけで。やっぱり本当にお亡くなりになったのでしょうか。ダンブルドアが自分を殺せと命じたという可能性もあるかなぁ。もちろん、単に死にたかったというわけではなく、なんらかの事情で。

あと、スネイプで気になることといえば、ハリーに手を出させなかったこと。あの方のだからというもっともらしい理由はつけてましたけど、ハリーを護ろうとしたのかな…と。良い方にとりすぎですかね。

というか、ダンブルドアがスネイプに出し抜かれていたとは思えないし、思いたくないわけですよ。あのダンブルドアがそんなに愚かだとは思えない。…いや、ちょっとどうかなと思ってしまう部分はあったりするのですが。5巻で出てきたあのこと。ハリーに本当のことがなかなか言えなかったという。いや、でも基本的には物事を見通す力のある人だと思いますし。ただのお人好しで終わってほしくはないなぁ。

4巻あたりではロンあたりがやばいのでは…と思っていましたが、孤独ではなく愛(絆)が強さという方向なので、ハリーがひとりぼっちになるようなことにはならないのかな。となると、7巻ではロンとハーマイオニーも一緒に旅立ってくれるかな。

分霊箱のひとつはハリー自身なのでは? と直感的に思ってしまったのですが、だめですかそうですか。

ビル。大変なことになってしまいました。マッド-アイ・ムーディに似てきていますか…。最初は、なんでビルが来てるんだよ! としばし混乱しましたよ。パーシーならともかく…(酷い?)。フラーはやっぱりいい子ですよ。配慮に欠ける面はあるでしょうが。最後にはモリーに認めてもらってちょっとほっとしました。ヌラーはひどいよね(汗)。

R.A.B。…ラベンダー・ブラウン?(違)。いや、最初に見たときは、無意識にアルバス・ダンブルドアと読んでしまってました。これをハリーに見せるために自作自演? なんて思ったのですけど、どうもいろいろ辻褄があいません。「もう一度」というのも気になりますし…。